●『遍路国往還記(へんろこくおうかんき)』とは?
四国の遍路みちに面した家で生まれ育った著者が、四国で命ぎりぎりの往還ぶりをみせた、空海、龍馬、山頭火など100人の偉人たちの歩みを遍路になぞらえ、“往生と転生”の地としての四国の魅力を伝える。 1991年1月3日から1993年4月23日まで朝日新聞に連載され、1994年にハードカバーで出版(のちに文庫化)。四国の魅力を伝える名著ですが、永らく絶版となっていたため、四国家サポーターズクラブの最新プロジェクトとして復刊しました。
●早坂暁(はやさかあきら)作家・脚本家
1929年8月11日~2017年12月16日
愛媛県温泉郡北条町(現・松山市北条)生まれ。
代表作として『七人の刑事』『天下御免』『天下堂々』『必殺シリーズ』『夢千代日記』『花へんろ』『事件シリーズ』『ダウンタウン・ヒーローズ』『公園通りの猫たち』『山頭火・何でこんなに寂しい風ふく』『華日記・昭和生け花戦国史』『戦艦大和日記(未完)』など。
生家は四国八十八カ所の遍路みちに面した大きな商家で、芝居小屋や料亭、山林、製材所も所有していた。
幼少より遍路に接してきたこと、また、遍路が置いていき、両親が引き取って「妹」として育った少女が、海軍兵学校在学中の早坂に面会に行く途中で広島で原爆に遭い死亡したと思われる(8月5日に広島に向け出発したまま行方不明)こと、原爆投下直後の広島の惨状を目撃したことなどから、胎内被爆者が主人公の『夢千代日記(吉永小百合主演)』、生家をモデルにした『花へんろ(桃井かおり主演)』につながり、四国八十八カ所・遍路や原爆に関する作品や論評・活動も多い。
重厚な社会派と呼ばれる一方、軽妙な時代劇やエンターテインメントも多々手掛けるなど、その作品は幅広く、生涯1000本ともいわれるテレビドラマや映画・舞台の脚本、小説、エッセイを生み出し、舞台演出やドキュメンタリー制作も手掛けた。
確かな目で時代と人間を見つめ、ひたむきに生きる人々に対して、温かくいたわりの眼差しを向け、常に庶民の目線で生涯作品を描き続けた。
(公式サイトより抜粋)
四国の遍路みちに面した家で生まれ育った著者が、四国で命ぎりぎりの往還ぶりをみせた、空海、龍馬、山頭火など100人の偉人たちの歩みを遍路になぞらえ、“往生と転生”の地としての四国の魅力を伝える。 1991年1月3日から1993年4月23日まで朝日新聞に連載され、1994年にハードカバーで出版(のちに文庫化)。四国の魅力を伝える名著ですが、永らく絶版となっていたため、四国家サポーターズクラブの最新プロジェクトとして復刊しました。
●早坂暁(はやさかあきら)作家・脚本家
1929年8月11日~2017年12月16日
愛媛県温泉郡北条町(現・松山市北条)生まれ。
代表作として『七人の刑事』『天下御免』『天下堂々』『必殺シリーズ』『夢千代日記』『花へんろ』『事件シリーズ』『ダウンタウン・ヒーローズ』『公園通りの猫たち』『山頭火・何でこんなに寂しい風ふく』『華日記・昭和生け花戦国史』『戦艦大和日記(未完)』など。
生家は四国八十八カ所の遍路みちに面した大きな商家で、芝居小屋や料亭、山林、製材所も所有していた。
幼少より遍路に接してきたこと、また、遍路が置いていき、両親が引き取って「妹」として育った少女が、海軍兵学校在学中の早坂に面会に行く途中で広島で原爆に遭い死亡したと思われる(8月5日に広島に向け出発したまま行方不明)こと、原爆投下直後の広島の惨状を目撃したことなどから、胎内被爆者が主人公の『夢千代日記(吉永小百合主演)』、生家をモデルにした『花へんろ(桃井かおり主演)』につながり、四国八十八カ所・遍路や原爆に関する作品や論評・活動も多い。
重厚な社会派と呼ばれる一方、軽妙な時代劇やエンターテインメントも多々手掛けるなど、その作品は幅広く、生涯1000本ともいわれるテレビドラマや映画・舞台の脚本、小説、エッセイを生み出し、舞台演出やドキュメンタリー制作も手掛けた。
確かな目で時代と人間を見つめ、ひたむきに生きる人々に対して、温かくいたわりの眼差しを向け、常に庶民の目線で生涯作品を描き続けた。
(公式サイトより抜粋)